LEVI'S(リーバイス)/501
自分にとっての501の存在
10代や20代の方々は違うかもしれないですが、30代以上、少なくともデニムを"ジーパン"と呼ぶ層であれば、"ジーパン"といえば501と答える方が多いのではないかと思います。30代の私も例外なく"ジーパン"といえば501と答える人間です。
501を初めて買ったのは中学生のときです。ファッションに興味を持ってから初めて買ったデニムでした。アメリカ屋でアディダスのジャージとユーズド加工された501を身に着けているSuchmosのYONCE風のマネキンを見て、そのジャージと501をマネキン買いしました(笑)。ただ、その頃はAPEやSTUSSYといったストリート系ブランド全盛期で、自分もストリート系に走ってしまい、501は1年も経たずに履かなくなっちゃいました。
しかし、大学生のときに古着やアメカジにハマり、また501を履くようになりました。501は初めて新品から育てたデニムです。新品、古着、もらい物含めるとこれまでの人生で合計6,7本くらい持っていたと思います。何年か後にはまた買うんだろうなあって思っています。というわけで、501は自分にとってとても大切なデニムです。
今所有している501
今所有している501は3つあります。
左、真ん中、右の順に紹介していきます。
1つ目
2009年購入のUSラインです。USラインは生産国がいくつかありますが、こちらはメキシコ製です。現行品なのになぜか「XX」の印字があります。
この501は初めてリジッドから育てた記念すべきデニムです。友人から、リジッドのまま履き込むと縮んだらヒゲの位置がおかしくなると聞いていたので、ワンウォッシュしてから履き込みました。ただ、ワンウォッシュじゃ縮みきらず、完全に縮みきったのは3,4回洗った後だったと思います。レングスは3インチ近く縮みました。購入当時は大学生で毎日私服だったので、最初の1年間はほぼ毎日履いていました。初めはメリハリのついた色落ちを目指していたので、洗濯は数ヶ月に一回の頻度で裏返して洗剤少なめにしていました。ただ、数年前から全体的に色落ちさせたくなってしまい、今では表向きでガンガン洗っています。
履いたらこんな感じになります。
太さは中途半端で股上が深くお尻もダボついていて、敢えて形を悪くしているのではなく、普通に形が悪いデニムって感じですね(笑)。合う服は限定されるので着用頻度はそれほど高くないです。
今の育ち具合はこんな感じです。
太ももが余ってるんで下がりヒゲができてます。
タイトじゃないのでハチノスはうっすらとしかできてません。
現行品なのでアウトシームはセルビッジじゃなく縫い糸がそのまま出ているんですが、ダナーライトのシューレースフックに何度も引っかかってしまいボロボロになってしまっています(泣)。
このダナーライトも今度紹介したいと思います。
2つ目
2つ目は2011年購入のUSラインです。こちらはコロンビア製です。1つ目と同様「XX」となっています。購入当時はリジッドでした。
1つ目のサイズが若干ミスったかなと思ってこちらを購入したんですが、着用頻度は少なめでほとんど育ってません。
3つ目
最後は2015年購入の日本ラインです。生産国はベトナムです。こちらはリジッドでなくワンウォッシュのものを購入しました。日本ラインはUSラインと違ってレングスは選べないので裾は切りました。生地感はUSラインと結構異なっていて、こちらはあまり縮みません。
USラインは色が薄いのでもっと濃いデニムが欲しいと思い、こちらを購入しました。しかし、すぐにA.P.Cのプチスタンダードを購入しちゃったので、数える程度しか履いていません。
501はテーパードやスキニーといったモデル(もはや501なのか微妙ですが)も登場しており、今はそっちも気になっています。ほとんど育っていない2つの501が育つのは、だいぶ先になりそうです(泣)。